リハ職におすすめの資格は? | リハ職の就活・グッピー新卒

リハ職におすすめの資格は?

リハ職におすすめの資格例

 リハ職の専門・認定制度とは?で見た専門・認定制度を活用しての自己研鑽の他、現場で役立つ能力を身につけるため、各種資格を追加取得することもおすすめだ。転職時に有利になることもある。

 介護現場で働く人、介護保険を使ったリハビリでの仕事が多い人には、介護計画を立てるケアマネジャー(介護支援専門員)資格の人気が高い。5年間の実務経験で「介護支援専門員実務研修受講試験」の受験資格が得られ、合格後に研修を修了し登録することで業務を遂行できる。高齢者ケア領域では、認知症のケア知識が身につく、認知症ケア専門士も役立つだろう。10年以内に3年以上の実務経験がある人に受験資格があり、2次試験では論述や面接も課せられる。

 病気治療の効果を上げるため、食事や栄養面の管理が重視されており、病院に栄養サポートチーム(NST)が置かれる例が増えている。NSTで活躍できる人材を認定するのが栄養サポートチーム専門療法士だ。5年以上の実務経験や規定のセミナー・実地訓練などが受験資格となる。

 民間資格では、高齢者や障害者が暮らしやすい住環境を提案する福祉住環境コーディネーターも役立つだろう。

 就職後には、自分の仕事や職場ではどんなスキルや知識が役立つか考え、積極的に身につけていこう。