看護師の給与はどのくらい? | 看護師の就活・グッピー新卒

看護師の給与はどのくらい?

看護師給与の推移

 厚生労働省の調査では、2018年の看護師の給与の平均は33万1,900円、賞与と合わせると年収は約480万円となる(平均年齢39.3歳)。

 看護師は、基本給に夜勤手当等がプラスされて、月の収入となる場合が多い。特に、若い世代では基本給が少ない中、手当の分が収入の中で高い割合を占めるケースもある。夜勤のない職場では、相対的に給与が低くなる可能性があることも考えておこう。2018年、夜勤手当の平均額は、3交代制深夜勤が5,053円、2交代制夜勤が1万1,019円だ(日本看護協会調べ)。

 就職先選びの際には、多くの人にとって、検討する材料として給与が大きな項目になると思われるが、諸手当がどのようになっているのか、実際の給与モデル等を参考にして確認したい。また、目先の初任給だけにとらわれるのではなく、その後の給与アップがどのようなしくみになっているのかについても確かめることが大切だ。

 仕事に見合った給与をもらうのは当然の権利だが、看護師の使命を果たしてこそ得られるべきもの。より高い給与を目指すのなら、看護師としてスキルアップすることを常に心がけよう。将来の看護師人生を思い描く時には、経済面だけでなく、どれだけ患者さんや医療全体に貢献できるようになるかイメージしてほしい。