過去を振り返って、自分の成り立ちを考えよう。

　就職活動にあたって、まず必要なことは自己分析だ。看護師を目指す場合、どんな看護師像を目指し、どんな病院が向いているのかをじっくり考える必要がある。面接での自己アピールにも自己分析が役立つので、就職活動はまず自己分析から始めよう。

　自己分析の方法で最もポピュラーなのが、過去を振り返ってみることだ。幼い頃から具体的エピソードを思い出してみよう。そして思い出したことをメモして時系列に整理していくと、看護師を目指すようになったきっかけになるエピソードも見えてくる。

　子供の頃のことは両親や兄弟に尋ねてみるのもよい。現在の自分についても「私の第一印象」「私はどんな性格?」など、インタビューシートを使い友人や先生に尋ねるのはおすすめだ。

　メモが整理できたら、それを参考にしながら、自分の長所や短所、適性を考えていく。どんなことが影響して今の自分ができあがったのか、そして、過去と現在を踏まえ、将来どのようになりたいのか、5年後、10年後など時間を区切って、将来の自分をなるべく具体的にイメージしよう。

　就職情報サイト等では無料で適性診断を実施しているところもあるので、積極的に利用するとよい。