初めての就職活動どう始める?
最終学年となる前には自己分析を始め、就職先の情報収集を進めよう。
どんな看護師になって、仕事をする上で何を大切にしたいのか、人によって異なる。よって「大きな有名病院だからよい職場」とは限らない。まずは自己分析をじっくり行い、適性を考えて将来の目標を設定する。その目標に向かうために、どんな職場が自分にとってよい職場なのか考え、情報収集をしていこう。キャリアセンターや求人情報誌・情報サイト等の求人情報から病院を探し、興味の湧いた病院のウェブサイトで、理念、看護部の方針、教育体制、看護の方式などをチェックしよう。資料請求ができる場合は申し込んでおくこと。就職活動初期には、志望先をあまり絞らず、幅広くいろいろな病院について知るのがおすすめだ。
さらに、職場見学やインターンシップ、先輩訪問などでのアプローチも大切だ。夏休みは、インターンシップや就職説明会などが開かれることが多く、新たな病院と出会える時期だ。この時期までに志望先が決まっていない人はぜひこの機会を活かしてほしい。
こうしたプロセスは片道通行ではなく、インターンシップや先輩訪問を行った結果を自己分析に反映・更新しながら進めていくことが理想的だ。情報収集と自己分析を繰り返して、応募する病院を決定しよう。