エントリーシートとは、「自分はこういう人物です」と応募先に提出する自己紹介書類だ。自分の魅力をわかりやすく伝えられるように工夫しよう。

　エントリーシートは一般企業で使われるものというイメージが強かったが、履歴書に比べ採用側が形式や質問事項を選びやすいこともあり、保育園など様々な施設にも活用が広がっている。人材を採用する側にとって特に聞きたいことが質問事項として並ぶのだから、質問の内容からずれていないか、回答の内容をよく練る必要がある。たくさん書けばよいというものでもないので、枠の大きさに合わせて見やすく収まる分量で文章をまとめよう。

　自己PRに加え、保育士を志した理由や、その園や施設を志望した理由などがよくある質問だ。自己分析の結果を活かしながら、具体的なエピソードを入れてまとめると自分の人柄や保育士としての適性が伝わりやすい。志望動機は、応募先の園の特徴に合わせなくては意味がない。他の園と同じ内容にするのではなく特徴を調べて、一つ一つ書くことが大切だ。

　面接まで進むと、エントリーシート、履歴書に書かれた内容に沿って質問されるケースが多い。書いたことと面接での答えが食い違ってはマイナスイメージになる。応募先毎にコピーをきちんととっておくようにしよう。