初めての就職活動どうすればよい?
就職活動は、自分の性格や適性、将来の暮らし方について、しっかり考えることから始めよう。そして、就職を希望する業界について調べて、自分に合った就職先やどんなところに就職したいかを考えよう。
就職活動と聞くと、スーツを着て面接を受けるシーンを思い浮かべるかもしれない。しかし、いきなり施設や企業の訪問を始めるわけではない。まずは将来を考えるために、自分のことを客観的に知る自己分析を行うことが大切だ。自分がどんなものが好きなのか、なぜ福祉の勉強を始めたのか、過去を振り返ってみよう。これを機会に、両親や兄弟など自分の小さい頃を知っている人と、よく話し合ってみるのもおすすめだ。
介護職となると、いろいろな介護施設がまず頭に浮かぶが、初めはあまり決めつけずに、一般企業を含めて幅広く選択肢を考えてみよう。福祉資格者のその他の活躍の場は?でも見たように、福祉を学んだ人材を求める福祉分野以外の企業もある。自己分析で知ることができた自分の性格に合ったところはどんな職場か、やりたいことが実現できるのはどんな業界か、ゼロからしっかり考えること。そのためには幅広い業界について情報を集めることも必要だ。本やインターネットで調べるだけでなく、社会を実際に見ることも実践しよう。