インターンシップでは何を体験できる? | 薬剤師の就活・グッピー新卒

インターンシップでは何を体験できる?

インターンシップの内容例

 インターンシップでは、その企業や施設の実際の業務やそれに近い内容にふれることができる。

 薬学生は、薬局と病院で実務実習を経験するため「インターンシップに参加しなくても実際の業務はわかる」と考える人もいるだろう。しかし、インターンシップでは、その企業の独自プログラムが用意されるため、企業風土を理解しやすく、コアカリキュラムで決められた範囲外の仕事も体験できる。座学などを通して、業界全体の知識を身につけられる点も魅力だ。

 業態ごとのインターンシップの代表的な内容については、上の表にまとめている。半日から5日程度の期間が一般的だ。短期間ものは、業界・企業の説明や現場見学のみで、就業体験までは受けられない場合もある。薬局・ドラッグストアの地域イベントへの参加、在宅業務同行などは、企業姿勢が表れやすく人気が高い。製薬企業などでは、グループワークで業務課題の解決方法を話し合うなど、その企業の業務を知ると同時に発想力やディスカッション力を磨けるものもある。

 インターンシップは、そこで実際に働いている人や、人事担当者と接する貴重な機会だ。知りたいことや、疑問に思うことは積極的に質問するようにし、自分が何を知り、何を学びたいのか、目的意識を持って参加したい。