初めての就職活動どう始める?
自分が何をしたいのか、何に向いているのかをとことん考える。まずはここから始めよう。
「就職活動」というと、スーツを着ての会社訪問や面接をイメージしがちだが、自分自身について考えることや、目指す業界や企業について調べることから始まるのが「就活」だと捉えよう。まずは自分が何をしたいのか、何に向いているのか、自己分析でじっくり考え、平行して業界や企業について調べよう。初めのうちは、就職先の可能性を幅広く考えるのがよい。たとえば薬局に就職、と決めているとしても、病院やドラッグストア、その他の企業などについても調べて他の働き方も知っておこう。結果として薬局に絞ったとしても、薬局への志望理由が明確になる効果もある。インターンシップは実際の仕事現場を知るのによい機会だ。参加経験のない人は、積極的に参加してほしい。仕事を体験して考えを深めることで自己分析にも役立つ。
企業などへのエントリーは、3月開始が一般的だ。その時に慌てないように、自己分析や業界分析は、なるべく早く、5年生になった頃には開始しておきたい。近年は就活スケジュールの統一を廃止する動きがあり、企業ごとに対応が異なる例や採用活動の早期化も目立っている。興味のある企業の情報は、早めに集めるよう意識しよう。