見学時に見るべきポイントは?
施設見学は、先輩たちの働く様子や患者さんの様子を直接見て、職場の雰囲気を感じ取れる貴重な機会だ。積極的に活用するようにしよう。
施設を訪れたら、スタッフ同士のコミュニケーションの様子や患者さんへの接し方をしっかりと観察しよう。見学者に対して、迎え入れてくれる雰囲気があるかどうもチェックすべきポイントだ。患者さんがリラックスして施術を受けられているかどうかは、働きやすさにも大きく影響する。施設の中が明るく清潔か、用具の置き方などもできればチェックして、施設内整理度も確認しよう。
見ておきたい点は事前にリストにしておく他、見学をアテンドしてくれる担当者に聞きたいこともまとめて書き出しておき、当日は忘れずに質問しよう。どのような属性・症状の患者さんが多いのか、施設として大切にしている理念や勤務体制、昇給システムなど、就職を検討するにあたって知りたいことは積極的に質問して、面接に入る段階で疑問点はなくしておきたい。
施設の人は、忙しい合間に対応してくれる。見学の際には、施術のじゃまにならないようテキパキと行動し、担当者以外の人にも挨拶をして、終了時にお礼を述べることを忘れないように。明るくハキハキと礼儀正しい態度で見学に行こう。