履歴書は、自分の基本情報とともに、求人への応募動機を簡単に説明する書類だ。誠意を持って丁寧に書き、正直に自分をアピールしよう。

　病院や施設の求人に応募する際、履歴書の提出を求められる。基本的には市販の履歴書で構わないが、専用の形式が指定される場合もあるので、募集要項をよく確認しよう。記入する時はそれぞれの欄の大きさに合わせて、はっきりとわかりやすい字で書こう。文字の上手い下手よりも、読みやすく丁寧な字で書くことが大切だ。誤字・脱字があった場合は、修正ペンは使わず、はじめから書き直すようにしよう。貼り付ける写真は、面接に行くようなスーツを着用し、髪をすっきりとまとめた姿で撮影しよう。一般的にスピード写真よりもフォトスタジオの方がきれいに仕上がる。写りをよく見せようとデジタル加工に頼るのはおすすめできない。面接の際に実物と写真が違っていては、逆にマイナスポイントとなるからだ。

　自己PRや志望動機などの自由記入欄では、自分の素質や、やる気をアピールしたい。欄の大きさとのバランスを見ながら内容をよく練り、下書きもしてから書こう。履歴書が完成したら、面接の時に「何を書いたのか忘れてしまった」ということがないように、控えをとっておこう。