インターンシップはした方がいい?
インターンシップでは、見学よりも長い時間病院を見ることができ、実際の業務体験もできる。その病院の実際の様子をよく知るチャンスだから、ぜひ活用してほしい。
多くの病院では、春休み、夏休みにインターンシップを開催する。期間は1日、あるいは夜勤も体験できる1泊2日で設定されることが多い。病院のウェブサイト上で、告知と参加者募集を行うことが一般的だ。人気のある病院では、定員がすぐにいっぱいになってしまうこともある。気になる病院は、こまめに日程や募集状況をチェックし、早めの準備を心がけよう。
インターンシップは、自分に合った職場を選ぶ手助けになるとともに、自分の適性を見る機会にもなる。学校のカリキュラムの中で行う現場の体験よりも、就職を意識しての現場体験は、自分の適性や長所・短所を知り、将来のなりたい看護師像をより明確にできる機会でもある。そうした意識を持ってインターンシップに臨めれば、就職活動により役立つだろう。
インターンシップでは、学校のユニフォーム持参の指示が出ることが多いが、その場合も、病院まではスーツ着用で向かい、就職活動の一環として行動することを忘れないように。病院の人と接する時には採用選考は始まっていると考えてほしい。