管理栄養士の活躍ステージは? | 管理栄養士の就活・グッピー新卒

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管理栄養士の活躍ステージは?

管理栄養士課程卒業生の就職先

 管理栄養士の職場は、従来からよく知られる病院や事業所の給食施設、高齢者や児童の施設の他、食や栄養に関連する様々な場所に広がっている。

 上のグラフは、2018年度の管理栄養士課程卒業生の就職先データだ。グラフの「病院」から「栄養士業務その他」までの約6割が、栄養士(管理栄養士)業務としての採用だ。委託給食会社に就職した場合は、配属先の業種に分類されている。特に多いのが、病院と事業所。食事の提供はもちろんのこと、病院では患者さんへの個別栄養指導や、患者さんの栄養状態を改善して治療に役立てる栄養サポートチームでの活動、事業所でも疾病予防を念頭に置いた食事指導やレシピ作成が重要な仕事となる。

 介護保険施設や児童福祉施設等、食事の提供が必須である施設では、管理栄養士の設置義務があることも多く、欠かせない人材となっている。官公署の仕事としては、自治体の保健所等での地域の健康推進業務が一般的。栄養士業務その他では、薬局、食品製造、研究・開発、スポーツクラブ等がある。栄養士業務以外での就職であっても、食と栄養の知識を生かした活躍をする人は少なくない。

 経験を積み、実力をつけた後には、様々な企業や施設と契約を結びフリーランスとして活動する道もある。