歯科衛生士の活躍ステージは? | 歯科衛生士の就活・グッピー新卒

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歯科衛生士の活躍ステージは?

就業場所別の歯科衛生士の数(2018年末現在)

 上のグラフにあるように、歯科医院に勤務する歯科衛生士が圧倒的に多い。少数だが、病院、行政、介護施設や事業所を職場とする人、養成校での育成業務に携わる人などもいる。

 歯科衛生士の職場としても最もイメージしやすいのは歯科医院だろう。歯科衛生士の仕事内容は?でも説明したように、口腔ケアと予防に重点が置かれる現在、担当患者さんを持ち、大きな責任を担っている歯科衛生士も多い。また、歯科医院では高齢者の訪問診療を行っているところや、訪問歯科専門のところもあり、患者さんの自宅や高齢者施設を活躍ステージとしている歯科衛生士も増えている。

 病院では、様々な診療科で入院している患者さんの口腔ケアを行う場合と、歯科や口腔外科で口腔ケアや診療・手術の補助等をする場合がある。病院の求人は配属や仕事内容をしっかり確認しよう。

 介護施設では、前述の訪問歯科の衛生士が入所者の口腔ケアをすることも多いが、常勤の歯科衛生士を置くところも増加している。高齢者の口腔ケアでは咀嚼や嚥下のトラブル防止も歯科衛生士の仕事領域の一部である。公衆衛生の側面から口腔ケアを重視する流れもあり、公務員として地域の人々の歯と歯ぐきの健康を考えていくステージも歯科衛生士の活躍領域だ。