就職先を選ぶのに持つべき視点は? | 歯科衛生士の就活・グッピー新卒

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就職先を選ぶのに持つべき視点は?

就職先を考えるのに必要な視点

 先輩達が就職先を選んだ理由は?では、先輩達が就職先を選んだ理由をアンケートから見ていったが、もっと重視したい点や、さらに深く考えたい点を見ていこう。

 最も多く選ばれた「勤務地」について考えると、通いやすい場所で働けることはとても大事なことだが、そればかりにとらわれていると、より相性のよい、自分が成長できる職場に出会えないこともある。今の住まい以外のところに住むことも念頭に置いて、より広い範囲で探すのもよいだろう。

 給与については、つい初任給に目が行きがちだが、その後の昇給がどうなっているか、スキルに応じた昇給や手当等はあるか、細かいところまでチェックするのがおすすめだ。勤務時間を検討するなら、正規の勤務時間の他、残業がどの程度発生しているか、実績を確認したい。忙しい時にも残業をしたがらない人という印象を与えないように「必要ならば残業もしっかりしたい」旨は伝えた上で尋ねるのがよい。

 「治療方針」「院内設備」「担当制である」といった医院の方針については、今後の自分の専門性の方向も決まることなので、もう少し重視されてもよい項目だ。歯科医院が減少していく中、特徴をしっかり打ち出した医院が生き残りやすいということもある。歯科衛生士としての自分の将来とともに、歯科医院の将来性も見極めよう。