エントリーシートESとは?
エントリーシート(ES)とは学生から企業へ提出する意思表明の書類だ。
「自分はこのような人物で、貴社の採用試験を受ける意思があります」という表明のため、ESには自己アピールや志望動機を記載する。企業はこの書類を受け取って提出者が採用プロセスに参加する予定と認識し、記されている内容で採用を検討するにふさわしい人物であるかを評価する。つまりESは、企業にとって、学生の第一印象となるもの。ここを突破できないと、自分の魅力ややる気を伝えるための面接を受けることもできない。薬学部の学生は薬局等での競争が穏やかであるため、ESでのアピールが不足しがちだ。MRやCRO等、一般学生も採用対象になる仕事を考えている人は、特に、ES対策をしっかりしておこう。
ESを提出するタイミングは、企業によってまちまちだが、これが面接の資料になるということは共通だ。よって書き上げたESは、コピーを取ったりデータとして保存するなどして、面接前に見直す必要がある。採用担当者の心に響き、そして面接での受け答えと食い違うことがないESにするためには、自分の頭で考えて、うそをつかずに書くことが大切だ。自分はどんな資質を持ち、どんな仕事をしたいと考え、なぜそこで働きたいのか。自分の言葉を大切に記していこう。