自己分析はどうやってやるの?
自己分析では、過去の自分を振り返りながら、自分の興味や大切にしていることを客観的に理解し、どんな仕事に向いているのか考え、将来の姿をイメージしていく。
幼い頃から、どんなことが好きだったか、得意なこと苦手なことなどを思い出していこう。時期別に表に書き入れていくとわかりやすい。象徴的なエピソードは面接の際にも役立つのでメモをしておこう。リハ職を目指す人は、養成校に入学する時点で自分の進路ややりたいことをしっかり考えたはず。その時に考えたことや周囲からもらった言葉なども思い出しておこう。
そして、過去の自分からどのように今の自分ができあがったのか、という視点から考え、今の自分がどんな人物であるのか把握しよう。自分一人で考えているだけでは限界もある。お互いの長所や短所を友人同士で言い合ってみることで、意外な一面を知ることもできる。現在の自分を把握したら、どんなリハ職になって、どんな職場で力を発揮したいのか、将来のイメージを思い浮かべていこう。
臨床実習や就職活動によって、また新たな自分を発見することも多い。一度の自己分析で決定するのではなく、就職活動をする中で折にふれて自己分析を繰り返し、自分像や将来のイメージをどんどんアップデートしていこう。