希望の就職先を選ぶには? | 施術師の就活・グッピー新卒

希望の就職先を選ぶには?

就職先を選ぶポイント例

 キャリアの第一歩となる最初の就職先は、施術師としての今後の方向性にも関わる重要な場だ。安易に目先の給与、施術所の規模、病院の知名度だけで志望先を決めるのではなく、自分の目指す将来像に合致しているところを選ぶようにしよう。

 将来、独立開業を目指すなら、施術師の独立実績が多いところや、経営も学べる施術所が候補に挙がるだろう。早く一人前になりたいのであれば、1年目からより多くの患者さんを担当できるかどうかが重要だ。西洋医学と伝統医学を組み合わせた治療に興味があれば、大規模な病院での仕事が魅力的だ。介護現場で働きたい人はもちろん、将来高齢者への施術に注力する希望があれば、介護施設での仕事が選択肢に挙がる。

 志望先について情報収集する中では、給与の安定性に欠ける、通勤時間が長い、休日が少ないなどのマイナス面も見えてくるかもしれない。どんな特徴に魅力を感じ、どんなデメリットなら許容できるのか、将来像と照らし合わせて優先順位を決めることが大切だ。また、募集要項で希望と合わないと感じた部分も、施設見学の際に担当者へ質問することで折り合いがつく場合もある。不安や疑問があれば、積極的に質問し、自分の描く未来につながる就職先を見つけよう。