看護師の活躍ステージは? | 看護師の就活・グッピー新卒

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看護師の活躍ステージは?

看護職(保健師・助産師・看護師・准看護師)の就業場所と人数

 看護師の職場として、まず思い浮かぶのは病院など医療機関だろう。上のグラフにあるように、看護師の就業場所の62%が病院、16%が診療所だ。

 しかし、看護師の職場は病院や診療所に限らない。中でも、高齢社会において利用者が増加している介護施設は、看護師が一定人数在籍することが義務づけられており、看護師の主要な職場となっている。また、施設に入居せず、自宅で介護を受けて療養する人の増加が見込まれる中、訪問看護ステーションに勤務する看護師もやはり増えていくだろう。

 看護師の資格にプラスし保健師の資格を取得すると、保健師の仕事も選択肢となる。市町村の役所や保健所等で、地域住民の健康相談を受ける、疾病予防策を担うなど、仕事内容は多岐にわたり、医療現場とは違ったやりがいを持てる職場だ。

 その他、一般企業の産業看護師、保育所、ホテルやリゾート施設の医務室など、人の集まるところには看護師の需要があると言っても過言ではない。新薬開発関連企業でのコーディネーターなど医療知識を生かせる専門職もある。ただし、こうした幅広い活躍ステージは、経験を積んだ看護師に広がっているもの。新卒ではまず、病院や診療所などの医療機関で看護師の基本スキルを身につけるのが一般的だ。