仕事と結婚、子育ての両立はできる? | 歯科衛生士の就活・グッピー新卒

仕事と結婚、子育ての両立はできる?

ワーク・ライフ・バランスが実現した姿

 歯科衛生士は一般的に、結婚後、子育て中なども働きやすい職種だ。ライフステージに合わせた働き方で、仕事と私生活のバランスを保とう。

 国家資格の必要な歯科衛生士は、他の職種と比べても、一度仕事を離れた場合にも復帰しやすいといえるだろう。たとえば、出産を機に仕事を辞め、子育てが一段落したら再びパートタイムで復帰、子どもが大きくなったらフルタイムで活躍するなど、ライフステージに合わせた働き方が可能だ。収入面でも、パートタイムの時給の全国平均は1,148円(厚生労働省「賃金構造基本統計調査」)だが、非常勤の歯科衛生士では、「1,100円以上1,300円未満」の時給を設定する施設が27.7%、「1,300円以上1,500円未満」が26.4%(公益社団法人日本歯科衛生士会調べ)と、一般的な職種に比べて有利だ。また、歯科医院は多くが予約制であり、急患対応のため多少の残業が発生することはあっても、仕事が深夜に及ぶことはほとんどなく、フルタイム勤務でも家庭生活と両立しやすい。

 仕事の充実と家庭生活、双方がいい影響を与えられれば理想的だ。予防歯科に力を入れる医院が多い今、歯科衛生士が担当患者さんを持つケースも増えている。責任の大きい仕事であることを自覚しながら、仕事もプライベートも充実させることを目指そう。