理学療法士の仕事と活躍ステージは? | リハ職の就活・グッピー新卒

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理学療法士の仕事と活躍ステージは?

理学療法士の就業場所

 理学療法士(PhysicalTherapist:PT)の基本の仕事は、病気やケガで失われた機能を回復する運動療法や、温熱やマッサージによる痛みの緩和だ。医療施設で働くケースが多いが、活躍の場は幅広い。

 理学療法士は、歩行や日常動作向上に向けた訓練をするイメージが強いが、発症や手術の直後から、ベッドでのリハビリにも欠かせない。対象とする疾患は、脳血管障害、パーキンソン病、脳性麻痺、心筋梗塞、糖尿病、骨折、関節リウマチなど、中枢神経系、呼吸循環代謝系、筋骨格系の広い分野にまたがる。幅広い診療科の知識が求められ、それぞれの専門医やスタッフとのチームプレイも必要だ。

 上のグラフのように7割近くの理学療法士が医療施設で活躍しているが、昨今、活躍ステージは広がりを見せている。医療施設勤務でも、訪問リハビリを行うケースが増える中、訪問看護ステーションで訪問専門で働く人もいる。介護施設に常駐して高齢者の日々の生活向上に貢献する人や、将来要介護状態となることを防ぐための保健分野で活躍する人材も増加中だ。保健所や地域包括支援センターを職場にする人も増えるだろう。スポーツ障害を専門にする、アスリートやスポーツチームのパフォーマンス向上に貢献するといった選択肢もある。